恋する乙女 ~幼なじみとの恋~
始まり
私は 桃香
普通の中学生

実は最近好きな人だと気づいた相手が、
幼なじみの蒼だった
私は、素直になれなくて、いつも本音を言えない



7時...
桃香と呼ぶ声が聞こえる その声の相手はやはり
お母さんだった
桃香は一息付き
「おはよう」
と言ったが、本心では本当は蒼に
起こしてもらいたかった

朝食を食べて、学校に行く準備をして
家を出た
ガチャッ
「行ってきまーす」
私は友達が待っている場所に向かった
『おはよぉ』
と言ってきたこの子が、私の一番の友達 夢宮 舞
私は元気な声で
「おはよ~」
と言った。

いつも通り めんどくさい学校に向かう...
学校に着くとやっと、蒼に会えると思ったけど...
隣のクラスだから会う機会がほとんどなかった
部活は一緒の部活だから、今日は部活があるから
会えると思っていると
廊下から、蒼が歩いてくる
私はおはようって言えばいいのに素直になれなかった
「今日は、遅いな しっかりしろよ!」
といった私に蒼は...
「なんだよ、お前には関係ねーだろ バカ」
と、いつもの様に言ってくる
私は
「お前の方がバカだろ! バーカ」
と張り合った
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