君がほしいのに
君がほしいのに
いつからだっけ、
僕たちの関係が形を変えたのは。
どうして、あの時
『別れなくていいから』
そう言ってしまったのか
ホントは
僕だけのものになってほしいのに
臆病な僕は
それが言えなくて
逃げ場を作ったはずなのに
それが逆に
自分の首を絞めることになるなんて。
僕がいない時
あなたが他の誰かに
抱かれてるかと思うだけで
眠れなくなる。
後から入って来たのは
僕の方なのに
奪う勇気も
覚悟もないクセに
それでもあなたのことは欲しくて…
触れてしまえば
また欲しくて
求めて
その繰り返し。
そして僕はもう
戻り方が分からない。
あなたの気持ちは見ないフリで
また刻む自分のしるし…
見つかってしまえばいいのに
壊れてしまえばいいのに
そうして
僕だけのものになればいいのに。