嘘のような架空の話
私が卵の特売セールから帰ってくると、家の中がしんとしていた。
「ただいま」
と、声をかけても反応しない。
買い物袋をリビングのテーブルに置いて、寝室に向かう。
布団の山は朝のまんま置いてある。
てっぺんを押さえると、そのまんま沈み込んだ。
めくってみても、ただの布団の塊で誰も入っていない。
なんだ、せっかくたい焼きを4個も買ってきたのに。
どうせ、帰るんなら布団を畳んでおいてくれればいいのに。
と、思いながら布団カバーを掛けかえてベランダに干した。
たい焼きは私のお昼ご飯になった。
「ただいま」
と、声をかけても反応しない。
買い物袋をリビングのテーブルに置いて、寝室に向かう。
布団の山は朝のまんま置いてある。
てっぺんを押さえると、そのまんま沈み込んだ。
めくってみても、ただの布団の塊で誰も入っていない。
なんだ、せっかくたい焼きを4個も買ってきたのに。
どうせ、帰るんなら布団を畳んでおいてくれればいいのに。
と、思いながら布団カバーを掛けかえてベランダに干した。
たい焼きは私のお昼ご飯になった。