私、花嫁にはなれませんっ!
バンッッ!!!!と扉が跳ねる音がして、タイミングよくお姉ちゃんが入ってきた。
『はいはい、なーに??呼んだ?』
メイクはバッチリでなんだか、、、
「ギャルみたい…!」
『あのねぇ、人を呼んでおいて第一声がギャルって何よぅ!!』
頬をつねられる。いっ、痛い~でも自然と笑顔に変わる。
「だってなんか凄いんだもん!!!」
『今日から大学生だもん。これくらいは当たり前でしょっ』
ふふふんっ、とお姉ちゃんは鼻で笑い、私の泣き晴らした瞼に気づいてギョッとした様子になる。
『え、何!?美紅…いじめられたの?大丈夫??』
「ち、違うよ!違う!」
いじめ、ではない。いじめでは恐らく無いけど…
「花嫁になってくださいって言われたの…」
きっと理解の難易度は最上級。
『…は?』
うん、この反応は正しい!!!!
『やっぱりいじめられたんでしょ?可愛そうに…』
再度、お姉ちゃんは同じ質問をぶつけて、哀れみの目で私を見つめてくる。しかもその口元は若干緩んでる!
「その反応だと私が頭おかしい子みたいになっちゃうでしょーー!!!」
ぷくっーと頬を膨らますとお姉ちゃんは大笑い。
部屋の空気が一気に明るくなった。
なんだか、とっても、ホッとする。
ちゃんと話した方が良さそう!!
と言うことで、
私はクルッと回ってお姉ちゃんと向かい合わせの正座になって話始めた。
『はいはい、なーに??呼んだ?』
メイクはバッチリでなんだか、、、
「ギャルみたい…!」
『あのねぇ、人を呼んでおいて第一声がギャルって何よぅ!!』
頬をつねられる。いっ、痛い~でも自然と笑顔に変わる。
「だってなんか凄いんだもん!!!」
『今日から大学生だもん。これくらいは当たり前でしょっ』
ふふふんっ、とお姉ちゃんは鼻で笑い、私の泣き晴らした瞼に気づいてギョッとした様子になる。
『え、何!?美紅…いじめられたの?大丈夫??』
「ち、違うよ!違う!」
いじめ、ではない。いじめでは恐らく無いけど…
「花嫁になってくださいって言われたの…」
きっと理解の難易度は最上級。
『…は?』
うん、この反応は正しい!!!!
『やっぱりいじめられたんでしょ?可愛そうに…』
再度、お姉ちゃんは同じ質問をぶつけて、哀れみの目で私を見つめてくる。しかもその口元は若干緩んでる!
「その反応だと私が頭おかしい子みたいになっちゃうでしょーー!!!」
ぷくっーと頬を膨らますとお姉ちゃんは大笑い。
部屋の空気が一気に明るくなった。
なんだか、とっても、ホッとする。
ちゃんと話した方が良さそう!!
と言うことで、
私はクルッと回ってお姉ちゃんと向かい合わせの正座になって話始めた。