私、花嫁にはなれませんっ!
急いでお詫びの言葉を被せて謝罪した。

「黙ってて本当にすみませんでした!」

そんな慌てふためく私を男性は真っ正面から見据えて

『左様でしたか、それは良かったです』

と完璧すぎる笑顔で対応された。いや、なんか眩しいですねっ!!そう言えば、なぜ、お迎え?そもそもどこへ…?


えっーと…??
考えられる可能性は………????


あっ!!!!!!?

閃いたっ!!おそらく…

「聖さんとか…拓斗さんとか…と関係のある方ですか?」

『はい、左様でございますよ。皆様お車でお待ちです』

なるほどぉ、やっぱり!

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