Love season
今日は久々に4人で帰っている。
と言ってもバス停までなんだけど。
久々というのは今日は部活が全員が休みだったから。
私はソフトボール部だし大輔は柔道部、真はバスケ部に春香ちゃんは軽音楽部。
一人一人大変なんだ。
「千秋先輩って大輔先輩のこと好きなんですよね?告白しないんですか?」
と4突然春香ちゃんが私にそう尋ねてきた。
「い、いきなりどうしたの?」
「だって千秋先輩、大輔先輩のことばっかり見てるから」
私ってそんなにわかりやすいの?
自分では全く気づいていなかった。
「告白したほうがいいんじゃないですか?」
「なんで?」
「多分......」
「お前ら遅いぞ」
「あ、ごめんなさい。行きましょう千秋先輩」
「う、うん」
多分なんなのだろう?
春香ちゃんは何を言おうとしたのだろうか。