御曹司は恋の音色にとらわれる
例によって、閉店だよと店を追い出され、
お会計時、「ホテルの場所教えてあげようか」
と店主の女性に言われ、五十嵐さんがあたふたすると言う、
微笑ましい(?)やり取りを見てから、
途中まで送るよと言う、彼の言葉に甘え、
駅まで一緒している。
歩いて数分、駅が見えて来た時、
五十嵐さんがチケットを取り出した。
「これ、聴きにいきませんか?」
見るとN響のチケット。
日曜なので、なんの問題もない。
「なので、連絡先教えてもらえませんか?」
チケットを餌にしている風でもあるが、
最初から連絡先を交換するつもりだったので、
スマホを取り出し、連絡先を交換する。
「これからよろしく」
「はい、お願いします」
そう言って駅に入って行く私を見送ってくれた。
お会計時、「ホテルの場所教えてあげようか」
と店主の女性に言われ、五十嵐さんがあたふたすると言う、
微笑ましい(?)やり取りを見てから、
途中まで送るよと言う、彼の言葉に甘え、
駅まで一緒している。
歩いて数分、駅が見えて来た時、
五十嵐さんがチケットを取り出した。
「これ、聴きにいきませんか?」
見るとN響のチケット。
日曜なので、なんの問題もない。
「なので、連絡先教えてもらえませんか?」
チケットを餌にしている風でもあるが、
最初から連絡先を交換するつもりだったので、
スマホを取り出し、連絡先を交換する。
「これからよろしく」
「はい、お願いします」
そう言って駅に入って行く私を見送ってくれた。