想い花をキミに
隼太と私は好みが似ているせいか、外に出たくない日は決まってお互いに同じように思っているみたいで、わざわざ休日の過ごし方で揉めることなんてないの。
まあそもそも、私は隼太がいればどこで過ごそうと関係ないって思ってるからなのかもしれなけど。
そんなことを考えながら訪れたショッピングモールに心が浮き立つ。
「あんまり買い物とか来ないからどれも欲しくなるね。」
「気になる店があれば寄って行こうか。」
「そうだね。」
正直、今までおしゃれとか気にしたことはなかったし、そんな金銭的余裕もなかったから買い物なんて久しぶりだった。
可愛いもの、興味を惹かれるものを手当たり次第手に取っていくけど、バイトを始めたばかりでそんなに貯金もない私は、隼太に気づかれないようにあれこれと理由をつけては棚に戻していくことの繰り返し。
そんな中、唯一どんな理由でも諦めきれない私の心を一瞬で虜にしたものが──、
まあそもそも、私は隼太がいればどこで過ごそうと関係ないって思ってるからなのかもしれなけど。
そんなことを考えながら訪れたショッピングモールに心が浮き立つ。
「あんまり買い物とか来ないからどれも欲しくなるね。」
「気になる店があれば寄って行こうか。」
「そうだね。」
正直、今までおしゃれとか気にしたことはなかったし、そんな金銭的余裕もなかったから買い物なんて久しぶりだった。
可愛いもの、興味を惹かれるものを手当たり次第手に取っていくけど、バイトを始めたばかりでそんなに貯金もない私は、隼太に気づかれないようにあれこれと理由をつけては棚に戻していくことの繰り返し。
そんな中、唯一どんな理由でも諦めきれない私の心を一瞬で虜にしたものが──、