親友のカラダ
『…瞳……もうルキさんに近付かないでね…過去の事は何も言わないし聞かないし、気にしないから。瞳は俺だけ見て』


うっすら光る街灯が剣の顔をふんわり照らしていた


アタシはウンと頷いた


幸せが来ると願った


大好きな剣……


疑われたらいけないと、ルキが先にアゲハに向かった


ルキの時と同様…


周りに知られてはいけない…また隠れて隠れて…

好きって言うんだ


手を繋いで歩く事もできずに…


それでも好きって

言い続けるんだよ…
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