親友のカラダ
『アイザ!やめなよ』


ルナが間に入ろうとした

アタシは望から離れる気はない


『望!!何とか言えよ!……何とか…言えよ…』

不覚にも…涙が溢れる


『望…分かってよ……』

アタシは望を抱き締めた

強く強く…


言葉で伝わらないぶん、抱き締めたら伝わるて思った…


『離して』


『離せよ!幸せなアンタにアタシの気持ちなんかわかるはずない!!しったふりすんな!!』

望はアタシをふりほどいて、人混みに消えた
< 170 / 360 >

この作品をシェア

pagetop