親友のカラダ
需要供給
『アンタのせいで……』

悔しい…悔しいよ…


『ごめん…』


それしか麗央は言わなかった。


アタシは…望を捨てるのか?望を見捨てるの?



自分だけ幸せになるの?


『瞳…』
剣の声がした


『上で…客がケンカしてるって言うから…大丈夫?』


『………』

何て剣に言えば良いのか分からない…


『瞳外行こう』


剣の手が暖かかった…


悲しみの涙?
憎しみの涙?


分からない涙が流れた
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