親友のカラダ
『瞳〜部屋着になんなよー』

とスウェットをくれた


『てか剣の話し聞かせてよ』


アタシは着替えながら話した

望をアゲハで捕まえようとした時告られた事とか


『まぢでー!何か超ロマンチックじゃない?!いいなーやるなー剣ー!』


『てゆーか君のせいで全然会ってないんですけどー!』

と少し皮肉を込めて言った


『あ!まぢでーすんませんねーでも瞳は剣よりアタシなんだね☆剣よりアタシの方が好きっしょ?!』

『あんまやさぐれてるとキライになるよアンタ!』


『やー!!ごめんてー!!』


アタシ達はぐちゃぐちゃに絡まり合った時間の糸をほどくように、沢山話をした。


壊れた時計が、止まっていた時を取り戻すかのようにね…
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