親友のカラダ
「瞳ってバイク好きなの?」
望から切り出した
「いや‥電車嫌いだし」
「ロリータでバイク乗る姿想像するとウケル」
望はそぉ言って笑った。
話さなきゃ‥
「望!あのさ…」
「ルキさんの事でしょ?」
……
「何でわかんの?!」
「指輪」
アタシの右手の薬指には中学の卒業祝いにルキからプレゼントされたヴィヴィアンの指輪があった。
「それ、ルキさんも同じの着けてるよね。だからアンタがルキさんの女なのかと思ってたけど、アンタが自分から言い出すまで聞くつもりなかったんだんだけどさ」
何だか涙が出た
「アタシ…ルキの彼女なんかじゃないの…ずっと曖昧で…」
「うん」
「今は…今はね…」
「剣なんでしょ!」
望の笑顔を見たら
涙で完全に見えなくなって
何かの線が
プツンッて切れた音がした
望から切り出した
「いや‥電車嫌いだし」
「ロリータでバイク乗る姿想像するとウケル」
望はそぉ言って笑った。
話さなきゃ‥
「望!あのさ…」
「ルキさんの事でしょ?」
……
「何でわかんの?!」
「指輪」
アタシの右手の薬指には中学の卒業祝いにルキからプレゼントされたヴィヴィアンの指輪があった。
「それ、ルキさんも同じの着けてるよね。だからアンタがルキさんの女なのかと思ってたけど、アンタが自分から言い出すまで聞くつもりなかったんだんだけどさ」
何だか涙が出た
「アタシ…ルキの彼女なんかじゃないの…ずっと曖昧で…」
「うん」
「今は…今はね…」
「剣なんでしょ!」
望の笑顔を見たら
涙で完全に見えなくなって
何かの線が
プツンッて切れた音がした