親友のカラダ
お風呂に入って髪を乾かし合いっこして、お風呂入ったのにメイクの研究とか2人で初めて、眠りに着いたのは朝方4時だった。


アタシは昼前に起きてコンビニに行き、適当に食べ物を買って望の部屋に戻った。


『おはよー』

望は起きていた

『ごはん買ってきたよ〜』

『ありがとー…』

何だか元気がない


『どしたの?元気無くない?』
『…家…今更帰るの恐い』

望は前に親から札束を投げつけられた。

その時から帰っていないし、恐いのは分かった。


『大丈夫だよ。望。』

それしか言えない

『何で帰って来た?って言われたら…?』

『そんな事言わないよ。嬉しいよ。』

『…親から一回も連絡着てないよ?』


……うそ…


『…何も言わないで帰って来てくれるの待ってるんだよ。』

ただそう思いたいし、そうある事を願うしかなかった


『とりあえず食べよう!』


そう言ってごはんを食べた

望の表情は曇っていくばかりだった。
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