親友のカラダ
絆の闇
……大丈夫か内心すごく心配だった


次、親に突き放されたら

望は確実に…確実に閉ざしてしまうと思った



『望ー準備しなよ〜』

昼1時過ぎ、髪を巻いてツインテールにして化粧をしていた


『……望〜』


アタシは望の寝室のドアを開けた


望は着替えもしないでベッドで壁の方を向いて横になっていた


ドアにもたれかかって、コンコンと壁をノックした
『望〜』


反応が無い


『望〜着替えなよーほら、色違いのジャンスカ着よう髪作ったげるから〜……』

とアタシは昨日詰めた荷物の一番上にあったアタシと色違いのジャンスカやカチューシャなどをバサバサ出した


『………望?』


全然反応しない望にイラッとした
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