親友のカラダ
コツコツコツコツ…


アタシは下を向いて座っていた

視界に誰かのつま先が見えた



『…またアナタなの……』


望の母親だ…


『………』


挨拶するつもりもない…話したくない…

望は死にたくても死ねなくて、でも

死にたいなんて思っちゃ…

寂しすぎるよ

悲しすぎるよ



どーしてそこまで追い込まれたの??


多分…望は


自分の家に帰るのが恐かったんだ…


帰れる場所が無いなんて…辛すぎるよ
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