親友のカラダ
『…剣はアタシの事…嫌いになった?』




そんな事を聞いてみた
















『好きだよ……今でも……ルキさんが居なければとか、瞳が、ルキさんに会う前に、俺と出会ってればとか……ルキさんの影が瞳から消せればとか…俺まぢ…しょーもねーよ本当に』



剣の声は電話の向こう側で微かに震えていた




『お前にさ…まぢ惚れてんだよ俺。だから、瞳に楽なって欲しいんだよ…俺が満たせねーなら…』



『……剣…ありがとね』
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