親友のカラダ
マンションに着きベッドになだれ込む


離れてた時を埋める様に

お互いの気持ちを確認しあう様に。



かわいい服も脱ぎ捨てて、綺麗に作った髪もメイクも気にしない、ルキしか見えないルキしか感じない。



アタシのカラダを知り尽くしてるルキの唇や指


吐息と共に溶け合って行く



もぅ、愛が溶け出しそう


抱き合って溶けそうなキスを繰り返して


何度も 何度も言う


『ルキぃ…ルキが好き…』


好き 好き 好き




『瞳…ちゃんと名前で言って』



名前…ルキの本当の名前
















『翔…大好き…』





初めてルキを本当の名前で呼んだ



『翔』
〔カケル〕



『瞳…愛してる』



本物の愛が今アタシの中に喘いで溶けた
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