親友のカラダ
『…てかスレって何?』


しまった…


『いや…何でもないよ!』

アタシは作り笑いをして、誤魔化そうとした。


でもそんなの望に通用しない訳で…


望は枕元に置いてあった自分のケータイ電話をとり、何やら検索し始めた



『はぁ!?なにこれ!!』


それはアタシがバスの中で見たスレ


【穴兄弟の】ルキVS剣【麺は?】


だった。


『…許せない!何このスレタイまぢウザい!妄想ばっか!』


望は怒ってケータイをベッドに投げた


『いや、全部妄想でもないんだ。本当の事も書いてあるよ。』

『誰かに話したの?ならソイツらじゃん!何?いっつもアイザアイザって言ってるくせに…身内売るなんて有り得ないよ!瞳!アタシこのスレの削除願い出すよ!』


『知ってるのは剣だけ。昨日、剣と別れ話して別れてすぐ違うスレで晒されて……』


『じゃ、ネタ投下したの剣?』

『わかんない。剣がバンギャに話してそっからかもしれないし。仕方ないよね』


もー笑うしか無い


『許せない!剣ウザい!ウザいー!!』


望はやり場のない感情を枕にぶつけていた。



『あ!!望病院の前のコンビニいこう!なんか買ってこようよ!』


このまま興奮してる状態はよくないと思い、アタシは望を病院から連れ出した。
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