親友のカラダ
「ルキさんてカッコいいよねぇ」

剣が突然訳解んない事言ってる


「えっ?どこがぁ?」


アタシはルキに拒否反応起こすんだけど


「えっ?!ひーちゃんはルキさんのファンじゃないの?!」


でも、違う!!って言い切れなかった…


アタシは思わず下を向いてしまった。


「あーごめんごめん、ひーちゃんは俺のファンだよね」


剣はアタシの頭をポンポンとして笑顔で覗きこんだ。


アタシはその救いの言葉に目を光らせて頷いた…


一歩…近づけた?!


と思ったのはアタシだけだった。

剣と沢山喋った。


家の事、お父さんが居ない事。

笑いながら話してくれた。


そんな剣への愛情は止まらない。


大きくなるばかりだった。
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