親友のカラダ
「もぉ遅いから帰ろっか」


辺りはもう暗くなり初めていて、夜の公園にはアタシ達しかいなかった。


もっともっと一緒に居たいよ剣……


少し心が寂しくなる。


「また遊ぼ!」

剣が言う


アタシは笑顔で頷き剣の後ろを歩いた。


そしたら剣がクルリとアタシの方を向き


「ひーちゃん。ルキサンと俺どっちがほんとは良い?」


剣は少し悲しげな顔をした。


「……アタシ剣が好き」

思わず言ってしまった言葉にあたしも驚いたけど剣も驚いて


「それって俺もしかして…告られてる?」

顔を赤くしてる剣がいた


「うん」


とアタシは頷いた。
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