親友のカラダ
みかけない顔の数人の女の子

アゲハの裏に引っ張って連れて行った


『んだよ!!離せよババァ!!』

多分あたしとかと変わらない位のこたち


『おまえマナーもわかんねーのかよ!!だったらライブくんじゃねーよ!!人倒れたのに何でたすけねんだよ!!』

ルナっちが言った

すごいギャーギャー騒ぎ出した

『はぁ?知らないし何いってんのあんた』


『てゆーかオバサンにカンケーないじゃん。てか何で倒れた奴かばってんの?あのひとファックだよー知らないの?マナー違反はどっちだよ』


嘲笑うように言う女の子達


『…あんたらアイザ気にくわないから潰したの?』


ルナっちが見たこと無い顔で静かに言った


『みんな気に食わないからやったんじゃん。だから誰も助けないし、剣がかわいそうだし。ルキの女だか知らないけど彼女ヅラしてライブくんのやめてほしーしヤリマンキモイしーオバサン達もそーなんぢゃないの?』


『何で新規のあんたらがアイザの男関係知ってんだよ!!』

サヤカちゃんが言った。


『スレに書いてあるし。藍さんが言ってますよ?』


藍さん?


『誰それ?そいつも新規?常連にはいないけどー新規のひがみ?キモッ』


『藍子の事?』

あたしは女の子達に聞いた。

彼女たちはヤバッっと顔を見合わせている

あたしは確信して箱の中に走った


『シグレ!』


ルナっちたちの呼ぶ声もあんまり聞こえなかった。


怒りだけが腹の底から有り得ない速さで脳天まで上り詰めてた
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