親友のカラダ
退場させられたあたし達は、ライブ前に瞳と行ったファーストフード店の地下フロアに行った。
タカシナさんがマキロンとバンソーコをコンビニに走って買いに行き、落ち着くから。っと温かい紅茶を買ってきてくれた
あたしは興奮してるか落ち着いてるか分からないくらい落ち着いてた…
『……アイザ…大丈夫かな…』サヤカちゃんが漏らした
皆沈黙
『ごめんなさい…』
あたしはこれしか言えないじゃん…
『気にすんなしーウチらもやってやりたかった位なんだから!』
と言うも、出禁はマズい……
そんな空気が流れ出た
『あ、やっぱ居た瞳おいで』
一階から続く階段からヒョコッと顔を出したのは麗央だった
麗央に手を引かれて来たのは瞳
みんなの顔から張り詰めた緊張が消えた
『アイザっ!』