親友のカラダ
『瞳っ!』


『えへへ』
と瞳は苦笑いをした。


目は赤くなって腫れてるし、髪はボサボサになってる。
目の上にバンソーコつけて、脚の膝はアザだらけ…


『あんた大丈夫?ヒドイ事なってんじゃん…』


『そっちの子も』
と瞳があたしを見た


『シグレ、かっこよかったんだよー』


『瞳っ…ごめんね?』


『何いってんのもー無理しちゃダメだよ女の子なんだから』



『美しい友情だ』『まぢだ』『あたし恥ずかしくなってきたー』


みんなそんな事を言ってた



『でさ、シグレの事ふくめてルナさん達の事なんだけど』

麗央が話した


『まだライブ自体が全部終わってないからあれなんだけど…ルキさんからオーナーに話しするみたいだから。そんな思い詰めないでいーと思うよ?』

と言って麗央はあたしの事をチラッと見た



それから藍子の事、新規の潰しをかけた子たちの事を聞いた


藍子の所にアキナが来て狂ったようにキレたんだって。
でも周りの人はだれも同情しなかったんだってさ


剣さえもかばわなかったんだって…
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