親友のカラダ


うちの近くのスタバにマカロン無いから買ってこっ


そー思って店内に入ってとりあえずチャイラテのトールサイズをいつも持っているタンブラーに入れてもらい、マカロンを3袋チーズケーキにシフォンケーキとシナモロールを買った。


『シナモロールは温めますか?』
『はい』

『では赤いランプの下でお待ちください』


あたしはスタバカードで支払いをして赤いランプの下に行こうとした時、店の前を通る望の姿が見えた。


あたしは思わず外に飛び出して望の背中を追いかけていた


だって、望に凄く悲しい事があったきがきして…





『望!?』


あたしは望の腕を掴んだ


『っ…あ…なんだ…瞳ぢゃん』

頬には涙の跡

目の上は青くなり滲む血



髪の毛はバサバサで不自然に不揃いになったエクステの束…


頭を見てゾッとした。



エクステの束が数本とれかかって、白い頭皮が見えてる…


『!!あんた何したの!?彼氏に会いに行くって…!!彼氏にやられたの!??』


望は無理に笑って言った


『違うよ階段で転んだの!!バカっしょ!?』


『嘘つかないでよ!!髪だって…エクステが…』


『あっほんとだっ恥ずかしいハハッ』

そー言って誤魔化す彼女を見てあたしの心はキツく締め付けられた…
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