親友のカラダ
『いっ…たぁ…』


ペットボトルの水でコットンを濡らし、傷を優しく拭いた

手や足の傷の痛みなんかより何倍も痛みを感じる


コットンににじんだ血液


そして次に抜けたエクステを根元を抑えて静かに四つ編みを解いていく



揃っていた髪の左側が抜けてしまった
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