親友のカラダ
サヨナラ




『帰ってきて早々だけど、木曜日にまた俺東京だから』


『…うん』

あたしはルキの部屋にあるマンガを読みあさっていた


『あの…いつかえってくるのぉ?寂しいぃとか言えないのかお前!?』


『どーせ3日位で帰ってくるんでしょ?てかこのマンガ最後まで借りてっていー?』


『どーぞ。』


『はっ!約束の時間に遅れる!』

あたしはケータイの時計を見てはっとした


『誰かと約束?』


『うん駅でタメのダンスチームの男のこ達紹介してもらうんだ。凄いうまいんだって!』

あたしはそー言ってスウェットに着替える為に制服を脱いだ


『…そんなジッと見ないでよ』
ルキはなんでかあたしを見つめていた。
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