親友のカラダ
「ルキ…腕痛い離してっ」


振り払おうとしてもルキの手は離れない


「お前、剣と何な訳?剣の何?!」


アタシは黙り込む

「何とか言えよ!!!」


ルキは怒鳴り散らして来る…


「アタシは…剣が好き」


小さい声で言った。


「はぁ?何言ってんの?浮気?お前何なの?」


ルキは怒りを露わにした。


言ってはいけなかったかもしれない


でもアタシはもぅルキに抱かれたくない。


二年でも何年でも、アタシは剣を待つ覚悟を決めてた。


「裏切んなよ。お前は俺が好きで俺に抱かれて満足だったんだろ?」


ルキ…違うよ…





アタシは何回も言いかけたケド言えなかった。








あたしはルキを裏切ったの……?
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