いつかきっとこの涙が。

私の1日

キーンコーンカーンコーン


「今日の授業はこれにて終了!それじゃ解散ー」



高校生活にだんだんと慣れ始めてきた6月の終わり。



チャイムと担任のひとことで今日の授業も終わった。




バサッ!

ん??


授業終わって早々、何かが私の前方を遮ってきた。



「ねぇっ!!美優~!見てよこれ!!」



そう言ってある紙を見せてくるのは



私、 大石 美優(オオイシ ミユ) の前の席に座っている、


絵崎 小春(エザキ コハル) という女のコ。



ちなみに高校に入ってからはじめてできた友達。




小春は黒髪ストレートの私と違って、


髪は肩くらいの長さで茶色く毛先を軽く巻いていて、


身長は私より10cm以上も小さくて150cm前後。




それに加え、毎日ほとんどスッピンの私に対して、お化粧もばっちりにしている小春といったら.....


もう女の私でも守ってあげたくなるような容姿で桁違いの可愛さ。

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