うるさいアドバイスは嫌味としか思えません。意気地なしのアホとののしった相手はずっと年上の先輩です。
8メイ探偵誕生、そして珍道中の私
再び、何で?
駅前にいた。いつ抜かされた?
遠回りしてしまったの?
・・・・・いや、そうじゃなくて、もう、やめてほしい、しつこくない?
「話があるって言ったけど。」
「分かってます。もう十分聞きました。それに夜中にも、うっすらと聞いた気がします。」
それ以外にありますか?そう思って顔を見た。
見たことない顔をされた。
後悔、羞恥・・・・とか。
「私にだけつらく当たるのが何でだろうと考えてました。何か嫌われることをしたんだろうかと、思い当たらなくて、注意された事はきちんと気をつけるようにしてたつもりです。だけどなんとなく分かりました。この顔に似た人に、何か忘れられない想いがあるんだとしたら、私にはどうしようもないです。」
「何の話?」
何の話って、私が聞きたい、それがいつの話で、いつになったら忘れるのか、いつになったら私は解放されるのか。
「昨日さんざんアホ呼ばわりされた気がするけど、お返ししようか。アホ?」
「さんざんって・・・二回しか言ってないです。」
「心の中でもっと罵られてた気がする。」
そりゃあ、まあ、二倍くらい・・・三倍くらいは・・・・・。
違う、そんな私の話じゃなくて・・・・。
「とりあえず約束だから、戻って。」
そう言ってまた背中を向ける。
何でついてくると思ってるんだろう?
行くわけないじゃない。
駅は目の前。改札もすぐ向こうに見えてる。
しかもやっぱり会社の駅を経由して帰ることになるじゃない。
思い切り全くの逆方向だった。
歩き出した私の背中を見て驚けばいい。
なんでもそう言うことを聞くと思ったら大間違いだから。
これ以上何も知りたくない。
そう思って歩き出したら、本気で腕を掴まれた。
「約束破る気?」
「約束した覚えはないです。ただ話があるって言われてただけです。だから帰らずに待っていただけです。」
「それでも聞かずに勝手に帰ったよな。」
「ノロノロと話も切り出さずにいたのは誰ですか?少しは話をしましたし、後は知りません。」
「じゃあ、まだ終わってない。部屋に来てくれ。」
ほぼ朝、駅前で言い合うカップルに見える二人。
どう見ても仕事用のスーツの私が泊まったと分かるような。
気のせいだろうか?視線を浴びてる。
通り過ぎる人々の想像の中で、かなりの修羅場があったと思われてないだろうか?
恥ずかしい。
同じことを思ったのか、反省してくれたのか。
「そう、長くは、かけない、ようにする。」
なんだそのとぎれとぎれの話し方は。
顔を見ると思った以上の懇願ぶりで。
「分かりました、離してください。」
手が離れた。
腕に痛みが残る。
何、本気で掴んでるのよ。どアホ。そう言いたい。
歩いてきた道を戻った。
「近道があるんですか?」
「あるよ。」
「だから先に駅に着いたんですか?」
「ああ、走ったけどね。」
そうなんだ。
引き留めもしなかったのに、急いで部屋からは出たんだ。
「とぼとぼと歩いてくるのが見えたから待ってた。悔しがる顔が見たかったのに。」
「見れたでしょう、驚きましたが、悔しかったです。」
「何故か、うっすらと泣き顔だった。」
「気のせいです。朝陽が眩しかっただけです。」
「否定してるのに、そのあと理由を言うなんて。文章の前後は矛盾がないようにもっと考えないと。」
イラッ。
全力で無視した。
何でそんな説教癖があるんだ。
あるならみんなに平等に披露しろ。
やっぱり何か理由があるんでしょう?
それをさっさと言いやがれ!
いっそスッキリしたいんだ!
いつの間にか近道を通ったらしいけどまったく見てなかった。
曲がってないから、適当に歩いたら着くのよね。
来た道を振り返る。
まあ、いいや。
方向さえ間違えなければ着く。
ドアの前でまた立ち止まって、言われた。
「別に期待してもいいけど。」
「当たり前です。二回も訪ねて来てるのに、まったく話が進まなかったら、もう二度と聞きません。ちゃんとするべき話をしてくれると、今度こそ話が終わり私は自分の部屋に帰れると、そう期待してます。」
言い切った。
「可愛げのない反応だな。ここまでついて来て。」
何で私が睨まれる?しかも、その言い草はなんだ?
「さっき見たことないお願い顔でお願いされたから来たんです。別に私は話はありません。」
「本当に可愛くないな。」
「可愛がるつもりなんて最初からないじゃないですか。他の人はちゃんとそれなりに可愛がってくれるのでいいです。冷たい先輩の一人くらい普通に無視できますから。」
そう言ったら何も言い返されずに、ゆっくりと玄関のドアが開いた。
「ふ~ん、だからわざと避けるんだ。」
やっぱり気がついてたのか、睨まれてたのも気のせいじゃなかった。
「当たり前です。嫌味な先輩は全力で無視します。近寄りません。」
もはや先輩への会話でもない。
日頃ため込んだ恨みはここに来て直球で本人に向いたらしい。
もはや遠慮の『え』もないくらいに。
「あぁ、そういえば、・・・・なるほど。」
「はい? 早く入ってください。また玄関で騒いで隣に迷惑をかけるつもりですか?」
玄関に立ったまま、ドアノブを掴んで少し開けたままの半端な状態で外廊下に立ってるふたり。
睨まれたけど気にしない。
やっと動いてくれたのでドアの内側に入って、何とかドアも閉まった。
「ここでいいならここで聞きますが。」
「いい訳ないだろう。アホか。」
「そんなの分かるわけないでしょう。」
アホはどっちだ、小さく呟きを足した。
ふんっ、もう遠慮はしない。
仕事のことなら聞きましょう、でも違うなら知らない。
そんなもったいぶって、本当に私が聞く義務のある話なのか、さあ、聞かせてもらおうじゃないか、とそんな気持ちで。
さすがにじっと見られた。
文句があるか?
視線を跳ね返す勢いで見返しながらそう思った。
ふっと鼻から息が漏れるような笑い顔になった。
怒ってはいないらしい。
『アホ』も呼ばれ慣れてスルーされる単語になったらしい。
まあ、良かった。
出来たら会社の人には内緒にして欲しい。
随分上の先輩をアホ呼ばわりする後輩だなんてことは。
会社では気を付けるし。
背中に続いてまたリビングに戻った。
テーブルに置かれたコーヒーはそのままだった。
準備はしたんだから片付けはいいだろう。
そのまま二つの空のカップを揃えた。
冷蔵庫に行って戻ってきたその手にはビールが握られていた、二本。
一本差し出されて反射的に受け取ったけど、ブランチの時間ですが。
外でのランチの時ならあるけど、さすがにこんな時間から部屋で飲むことはない。
「遠慮するなよ。」
「しません。」
売り言葉と買い言葉の原理です。
まさか自分が先に開けて口をつけるとは。
う~ん、この時間だと今一つ、ぷは~って感じじゃない。
横でやっとプシュッと音がして、飲み始めたらしい。
「酔う前に話を始めた方がいいんじゃないですか?今なら、まだ冷静ですよ。」
「後四本しかないから、全部飲んでもそうは酔わないだろう?強いらしいしな。」
「昨日冷静じゃないと言って話が延期になりましたが。しかも今私は空腹です。普段よりは早く酔います。」
「ああ、そうか。」
そう言って立ち上がり、またキッチンへ歩いて行った。
戸棚からごそごそと袋を持って戻って来た。
テーブルにドサッと置かれた。
「本当にアホですか?おつまみを要求したわけではありません。早く話をしてくれと言っただけです。」
「お腹空いてるのは事実だろう?今、ごちそうできるのはこれくらいだから。」
袋を豪快に破いて広げる。
ナッツとサラミと明太子せんべい、さきイカ。つまみセット。ビールに合う食べ物。
本当に何もないの?冷凍室はどうよ?
お酒が強いということと酒飲みだということを混同してないか?
あくまでも楽しくお酒に付き合えるタイプだというだけなのに。
まあ余計なことを言ったらまたおねだりしてると勘違いされる。
本当にアホという単語を使うことに何の抵抗もない自分。
このままだと抵抗がなくなり過ぎて、会社でもつい言ってしまいそう。
絶対心の中では言うと思う。心の中だけにしようと思ってる。
心の中でなら何度でもいいだろうとも思ってる。
「いや~、昨日女子チームの一人に変なことを聞かれたと思ったけど、新人の中にメイ探偵がいたとは。何だろうと思ってたけど、やっとわかった。」
「分かりにくいです。」
「『美弥ちゃんに似た人知ってますか?例えば昔の彼女とか。』そう聞かれた。意味わからないと思って、知らないって答えたら、『そうですよね~。』って。」
変な声真似のつもりらしい女言葉でそう言って、こっちを見た。
先輩が確かめたらしい。
機会があったらと言ってたのに、あの後わざわざ聞いたんだろう。
あんまり話をした事もないって言ってたのに。
後輩想いの先輩・・・・だからだろう。
「ああ、メイ探偵と言っても迷う方な、迷走する迷探偵、珍道中ってとこだろう。迷子の探偵とは、それこそアホみたいだな。」
カッカッカッというような器用な笑い声をあげた。
お前は怪鳥か。猟師に撃たれてはく製にされてしまえ!
とうとう心の中では『お前』になった。
ただ、・・・あの推理は間違っていたらしい。今、分かった。
さっき改めて披露した自分、そこはアホだったかも。
つじつまがうまく合うと思ったのだ、やっとひねり出した理由だったのに。
じゃあ、何でだと、また最初に戻った。
駅前にいた。いつ抜かされた?
遠回りしてしまったの?
・・・・・いや、そうじゃなくて、もう、やめてほしい、しつこくない?
「話があるって言ったけど。」
「分かってます。もう十分聞きました。それに夜中にも、うっすらと聞いた気がします。」
それ以外にありますか?そう思って顔を見た。
見たことない顔をされた。
後悔、羞恥・・・・とか。
「私にだけつらく当たるのが何でだろうと考えてました。何か嫌われることをしたんだろうかと、思い当たらなくて、注意された事はきちんと気をつけるようにしてたつもりです。だけどなんとなく分かりました。この顔に似た人に、何か忘れられない想いがあるんだとしたら、私にはどうしようもないです。」
「何の話?」
何の話って、私が聞きたい、それがいつの話で、いつになったら忘れるのか、いつになったら私は解放されるのか。
「昨日さんざんアホ呼ばわりされた気がするけど、お返ししようか。アホ?」
「さんざんって・・・二回しか言ってないです。」
「心の中でもっと罵られてた気がする。」
そりゃあ、まあ、二倍くらい・・・三倍くらいは・・・・・。
違う、そんな私の話じゃなくて・・・・。
「とりあえず約束だから、戻って。」
そう言ってまた背中を向ける。
何でついてくると思ってるんだろう?
行くわけないじゃない。
駅は目の前。改札もすぐ向こうに見えてる。
しかもやっぱり会社の駅を経由して帰ることになるじゃない。
思い切り全くの逆方向だった。
歩き出した私の背中を見て驚けばいい。
なんでもそう言うことを聞くと思ったら大間違いだから。
これ以上何も知りたくない。
そう思って歩き出したら、本気で腕を掴まれた。
「約束破る気?」
「約束した覚えはないです。ただ話があるって言われてただけです。だから帰らずに待っていただけです。」
「それでも聞かずに勝手に帰ったよな。」
「ノロノロと話も切り出さずにいたのは誰ですか?少しは話をしましたし、後は知りません。」
「じゃあ、まだ終わってない。部屋に来てくれ。」
ほぼ朝、駅前で言い合うカップルに見える二人。
どう見ても仕事用のスーツの私が泊まったと分かるような。
気のせいだろうか?視線を浴びてる。
通り過ぎる人々の想像の中で、かなりの修羅場があったと思われてないだろうか?
恥ずかしい。
同じことを思ったのか、反省してくれたのか。
「そう、長くは、かけない、ようにする。」
なんだそのとぎれとぎれの話し方は。
顔を見ると思った以上の懇願ぶりで。
「分かりました、離してください。」
手が離れた。
腕に痛みが残る。
何、本気で掴んでるのよ。どアホ。そう言いたい。
歩いてきた道を戻った。
「近道があるんですか?」
「あるよ。」
「だから先に駅に着いたんですか?」
「ああ、走ったけどね。」
そうなんだ。
引き留めもしなかったのに、急いで部屋からは出たんだ。
「とぼとぼと歩いてくるのが見えたから待ってた。悔しがる顔が見たかったのに。」
「見れたでしょう、驚きましたが、悔しかったです。」
「何故か、うっすらと泣き顔だった。」
「気のせいです。朝陽が眩しかっただけです。」
「否定してるのに、そのあと理由を言うなんて。文章の前後は矛盾がないようにもっと考えないと。」
イラッ。
全力で無視した。
何でそんな説教癖があるんだ。
あるならみんなに平等に披露しろ。
やっぱり何か理由があるんでしょう?
それをさっさと言いやがれ!
いっそスッキリしたいんだ!
いつの間にか近道を通ったらしいけどまったく見てなかった。
曲がってないから、適当に歩いたら着くのよね。
来た道を振り返る。
まあ、いいや。
方向さえ間違えなければ着く。
ドアの前でまた立ち止まって、言われた。
「別に期待してもいいけど。」
「当たり前です。二回も訪ねて来てるのに、まったく話が進まなかったら、もう二度と聞きません。ちゃんとするべき話をしてくれると、今度こそ話が終わり私は自分の部屋に帰れると、そう期待してます。」
言い切った。
「可愛げのない反応だな。ここまでついて来て。」
何で私が睨まれる?しかも、その言い草はなんだ?
「さっき見たことないお願い顔でお願いされたから来たんです。別に私は話はありません。」
「本当に可愛くないな。」
「可愛がるつもりなんて最初からないじゃないですか。他の人はちゃんとそれなりに可愛がってくれるのでいいです。冷たい先輩の一人くらい普通に無視できますから。」
そう言ったら何も言い返されずに、ゆっくりと玄関のドアが開いた。
「ふ~ん、だからわざと避けるんだ。」
やっぱり気がついてたのか、睨まれてたのも気のせいじゃなかった。
「当たり前です。嫌味な先輩は全力で無視します。近寄りません。」
もはや先輩への会話でもない。
日頃ため込んだ恨みはここに来て直球で本人に向いたらしい。
もはや遠慮の『え』もないくらいに。
「あぁ、そういえば、・・・・なるほど。」
「はい? 早く入ってください。また玄関で騒いで隣に迷惑をかけるつもりですか?」
玄関に立ったまま、ドアノブを掴んで少し開けたままの半端な状態で外廊下に立ってるふたり。
睨まれたけど気にしない。
やっと動いてくれたのでドアの内側に入って、何とかドアも閉まった。
「ここでいいならここで聞きますが。」
「いい訳ないだろう。アホか。」
「そんなの分かるわけないでしょう。」
アホはどっちだ、小さく呟きを足した。
ふんっ、もう遠慮はしない。
仕事のことなら聞きましょう、でも違うなら知らない。
そんなもったいぶって、本当に私が聞く義務のある話なのか、さあ、聞かせてもらおうじゃないか、とそんな気持ちで。
さすがにじっと見られた。
文句があるか?
視線を跳ね返す勢いで見返しながらそう思った。
ふっと鼻から息が漏れるような笑い顔になった。
怒ってはいないらしい。
『アホ』も呼ばれ慣れてスルーされる単語になったらしい。
まあ、良かった。
出来たら会社の人には内緒にして欲しい。
随分上の先輩をアホ呼ばわりする後輩だなんてことは。
会社では気を付けるし。
背中に続いてまたリビングに戻った。
テーブルに置かれたコーヒーはそのままだった。
準備はしたんだから片付けはいいだろう。
そのまま二つの空のカップを揃えた。
冷蔵庫に行って戻ってきたその手にはビールが握られていた、二本。
一本差し出されて反射的に受け取ったけど、ブランチの時間ですが。
外でのランチの時ならあるけど、さすがにこんな時間から部屋で飲むことはない。
「遠慮するなよ。」
「しません。」
売り言葉と買い言葉の原理です。
まさか自分が先に開けて口をつけるとは。
う~ん、この時間だと今一つ、ぷは~って感じじゃない。
横でやっとプシュッと音がして、飲み始めたらしい。
「酔う前に話を始めた方がいいんじゃないですか?今なら、まだ冷静ですよ。」
「後四本しかないから、全部飲んでもそうは酔わないだろう?強いらしいしな。」
「昨日冷静じゃないと言って話が延期になりましたが。しかも今私は空腹です。普段よりは早く酔います。」
「ああ、そうか。」
そう言って立ち上がり、またキッチンへ歩いて行った。
戸棚からごそごそと袋を持って戻って来た。
テーブルにドサッと置かれた。
「本当にアホですか?おつまみを要求したわけではありません。早く話をしてくれと言っただけです。」
「お腹空いてるのは事実だろう?今、ごちそうできるのはこれくらいだから。」
袋を豪快に破いて広げる。
ナッツとサラミと明太子せんべい、さきイカ。つまみセット。ビールに合う食べ物。
本当に何もないの?冷凍室はどうよ?
お酒が強いということと酒飲みだということを混同してないか?
あくまでも楽しくお酒に付き合えるタイプだというだけなのに。
まあ余計なことを言ったらまたおねだりしてると勘違いされる。
本当にアホという単語を使うことに何の抵抗もない自分。
このままだと抵抗がなくなり過ぎて、会社でもつい言ってしまいそう。
絶対心の中では言うと思う。心の中だけにしようと思ってる。
心の中でなら何度でもいいだろうとも思ってる。
「いや~、昨日女子チームの一人に変なことを聞かれたと思ったけど、新人の中にメイ探偵がいたとは。何だろうと思ってたけど、やっとわかった。」
「分かりにくいです。」
「『美弥ちゃんに似た人知ってますか?例えば昔の彼女とか。』そう聞かれた。意味わからないと思って、知らないって答えたら、『そうですよね~。』って。」
変な声真似のつもりらしい女言葉でそう言って、こっちを見た。
先輩が確かめたらしい。
機会があったらと言ってたのに、あの後わざわざ聞いたんだろう。
あんまり話をした事もないって言ってたのに。
後輩想いの先輩・・・・だからだろう。
「ああ、メイ探偵と言っても迷う方な、迷走する迷探偵、珍道中ってとこだろう。迷子の探偵とは、それこそアホみたいだな。」
カッカッカッというような器用な笑い声をあげた。
お前は怪鳥か。猟師に撃たれてはく製にされてしまえ!
とうとう心の中では『お前』になった。
ただ、・・・あの推理は間違っていたらしい。今、分かった。
さっき改めて披露した自分、そこはアホだったかも。
つじつまがうまく合うと思ったのだ、やっとひねり出した理由だったのに。
じゃあ、何でだと、また最初に戻った。