社宅は社長の家の2階でした【佳作受賞】
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23時。

片付けも終わり、私の運転で帰宅する。

修努は気が張ってる間は大丈夫でも、気が抜けると一気に酔いが回るらしい。

ガレージ前に駐車して、修努に肩を貸して、家に入る。

とりあえず、リビングのソファーに座らせ、ジャケットを脱がせて、ネクタイを緩める。

ふふっ
前にもあったな、こういう事。

あの時の私の意地悪ないたずらから、私たちは始まったんだ。


私は、修努の着替えをソファーに置くと、

「シャワー浴びてくるから、ちゃんと着替えて
おいてね。」

と声を掛けて、2階へ上がった。

私は急いでシャワーを浴びて、修努の元へ戻る。

案の定、修努はさっきと同じ体勢で座ったままだった。

私は、修努のネクタイを引き抜き、ワイシャツを脱がせる。

「修努、シャツ脱ぐよ。バンザイして。」

手を上げる修努から、シャツを脱がせた。
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