社宅は社長の家の2階でした【佳作受賞】
「んー、じゃあ、婚約者って事にする?」
「は?」
「ダメ?」
「ダメです。
婚約者を秘書にしたなんて噂が流れたら、
社長の信用が落ちます。」
お?
のどかが嫌なんじゃなくて、俺のため?
「しょうがないなぁ。
じゃあ、のどかが朝、モーニングコール
がてら迎えに来てくれる事にしよう。
で、一緒に出勤。
どう?」
「それなら、婚約者よりはマシですが、帰りは
別になりますよ?」
「なんで?」
「帰りにモーニングコールは必要ありません
から。」
「じゃあ、社宅が超ご近所さんだから、
佐倉さんがモーニングコールに来てくれる
お礼に帰りは送る契約でどう?」
「それもどうかとは思いますが…
いっそ、別々に出勤してはどうでしょう?」
は!?
絶対、やだし。
「ええ!?
いいよ、超ご近所さんって事で。
嘘じゃないし。」
「社長が、それで宜しければ、私には、異存は
ありませんが。」
「じゃ、そういう事で。」
のどかが折れて、話は終了した。
「は?」
「ダメ?」
「ダメです。
婚約者を秘書にしたなんて噂が流れたら、
社長の信用が落ちます。」
お?
のどかが嫌なんじゃなくて、俺のため?
「しょうがないなぁ。
じゃあ、のどかが朝、モーニングコール
がてら迎えに来てくれる事にしよう。
で、一緒に出勤。
どう?」
「それなら、婚約者よりはマシですが、帰りは
別になりますよ?」
「なんで?」
「帰りにモーニングコールは必要ありません
から。」
「じゃあ、社宅が超ご近所さんだから、
佐倉さんがモーニングコールに来てくれる
お礼に帰りは送る契約でどう?」
「それもどうかとは思いますが…
いっそ、別々に出勤してはどうでしょう?」
は!?
絶対、やだし。
「ええ!?
いいよ、超ご近所さんって事で。
嘘じゃないし。」
「社長が、それで宜しければ、私には、異存は
ありませんが。」
「じゃ、そういう事で。」
のどかが折れて、話は終了した。