社宅は社長の家の2階でした【佳作受賞】
これでも俺の事、好きじゃない?
・:*:・:・:・:*:・:・:・:*:・:・:・:*:・
これでも俺の事、好きじゃない?
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俺たちは、急いでシャワーを浴びて、いつも通り出勤した。
11時過ぎ、のどかが言った。
「社長、すみません。
真下さんから、ランチのお誘いなんですが…」
は!?
「のどか、行きたいの?」
この後に及んで、なんで真下なんかに割り込まれなきゃいけないんだ?
「では、また社長も一緒という事でいい
ですか?」
ヤだ。
ようやくのどかと結ばれたばかりだというのに。
「俺は、のどかと2人でランチに行きたい。
のどかは?」
「あの…
正直に申し上げていいですか?」
「うん。なに?」
「あの…
今日、社長と2人でランチは…
………恥ずかしいです。」
うわっ、何それ!?
マジで言ってる?
「のどか、それは、ヤバイって。」
「は?」
「かわいすぎ。
のどかのそんな姿、絶対、他の奴に見せたく
ないから、断って。」
「はい。」
そんな頬を染めて、上目遣いで『恥ずかしいです』なんて、そのまま押し倒したくなるじゃん。
これでも俺の事、好きじゃない?
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俺たちは、急いでシャワーを浴びて、いつも通り出勤した。
11時過ぎ、のどかが言った。
「社長、すみません。
真下さんから、ランチのお誘いなんですが…」
は!?
「のどか、行きたいの?」
この後に及んで、なんで真下なんかに割り込まれなきゃいけないんだ?
「では、また社長も一緒という事でいい
ですか?」
ヤだ。
ようやくのどかと結ばれたばかりだというのに。
「俺は、のどかと2人でランチに行きたい。
のどかは?」
「あの…
正直に申し上げていいですか?」
「うん。なに?」
「あの…
今日、社長と2人でランチは…
………恥ずかしいです。」
うわっ、何それ!?
マジで言ってる?
「のどか、それは、ヤバイって。」
「は?」
「かわいすぎ。
のどかのそんな姿、絶対、他の奴に見せたく
ないから、断って。」
「はい。」
そんな頬を染めて、上目遣いで『恥ずかしいです』なんて、そのまま押し倒したくなるじゃん。