社宅は社長の家の2階でした【佳作受賞】
「ごめん、修ちゃん。
自分でも、分からないの。
修ちゃんは好きなんだけど、お兄ちゃんを慕う
好きなのか、男性として好きなのか、
分からなくて。」
「お兄ちゃんなわけないじゃん。
のどか、弟と抱き合えるか?
キスできるか?」
それがそう尋ねると、のどかは、一瞬、目を見開いて、ブンブンと首を横に振った。
「じゃあ、付き合おう?
俺、ちゃんと、のどかの気持ちが追いついて
くるの、待つから。
のどかが、俺の事、好きって自覚するまで、
キス以上の事はしないから。」
頼む、のどか。
『うん』って言ってくれ。
「キスはするんだ?」
え!? そこ!?
「……… キスもダメ?」
だって、今もしたじゃん。
嫌じゃないって、言っただろ?
それでも、キスもダメなのか?
なのに…
のどかは、クスッと笑みをこぼしすと、背伸びをして俺の唇に触れるだけの軽いキスをした。
自分でも、分からないの。
修ちゃんは好きなんだけど、お兄ちゃんを慕う
好きなのか、男性として好きなのか、
分からなくて。」
「お兄ちゃんなわけないじゃん。
のどか、弟と抱き合えるか?
キスできるか?」
それがそう尋ねると、のどかは、一瞬、目を見開いて、ブンブンと首を横に振った。
「じゃあ、付き合おう?
俺、ちゃんと、のどかの気持ちが追いついて
くるの、待つから。
のどかが、俺の事、好きって自覚するまで、
キス以上の事はしないから。」
頼む、のどか。
『うん』って言ってくれ。
「キスはするんだ?」
え!? そこ!?
「……… キスもダメ?」
だって、今もしたじゃん。
嫌じゃないって、言っただろ?
それでも、キスもダメなのか?
なのに…
のどかは、クスッと笑みをこぼしすと、背伸びをして俺の唇に触れるだけの軽いキスをした。