社宅は社長の家の2階でした【佳作受賞】
「いいよ。
全部いい。
私、今、気付いた。
私、修ちゃんが、好き。
好きじゃなかったら、きっと股間蹴り上げて
逃げてた。」
のどかは、俺の耳元でそう囁いた。
のどか…
お前、ほんと、小悪魔だな。
俺、ずっと、のどかに翻弄されっぱなしだよ。
でも…
ありがと。
嬉しいよ。
「のどか… 」
俺は、のどかにキスをする。
初めは優しく。
だけど、徐々に深く。
すると、のどかが、俺の首に腕を巻きつけてきた。
俺は、そのまま のどかを隣の寝室に連れて行き、2人の愛を確認しあった。
のどか、愛してる。
俺は、のどかのために生きてるって言っても過言じゃない。