社宅は社長の家の2階でした【佳作受賞】
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1月3日。

両家で和やかに食事をし、私たちはあの二世帯住宅へ帰った。

修努は、我慢の限界だったらしく、帰宅後、私は、そのまま修努の寝室へ強制連行されてしまった。

私たちは、とても仲良く愛を確かめ合い、翌日、幸せな気持ちで仕事始めを迎えた。


あ、そういえば、中学の時の事、聞いてなかった。
あれ、なんだったんだろう?

………ま、いっか。





普段の優しい修努も、

夜な夜な私に愛を囁く修努も、

どっちの修努もだいすきだよ。


修努、ずっとずっと、私の修努でいてね。

あいしてる。

いつまでも。



─── 挨拶 Fin. ───
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