社宅は社長の家の2階でした【佳作受賞】
会食の果てに
・:*:・:・:・:*:・:・:・:*:・
会食の果てに
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翌日火曜日。
取引先との会食のため、18時半に会社を出て、約束の日本料理店へ向かう。
「のどか、車、運転できる?」
店へ向かう道中で、修ちゃんが聞いてきた。
「はい。前の会社は、車で通勤してました
から。」
「じゃあ、帰りの運転、頼んでいい?」
「え!? この車ですか!?」
「うん。」
「こんな高級車、乗った事ありません。」
「高くても安くても、ハンドルとアクセルと
ブレーキで動くのは一緒だよ。
大丈夫だよね?」
「………はい。かしこまりました。」
修ちゃんには、お抱え運転手はいない。
移動は、いつも自分で運転して行くらしい。
今まではお酒の席の後は、代行を頼んでたらしいけど、そうだよね、同じ家に帰る秘書が運転できれば、その方がいいよね。
会食の果てに
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翌日火曜日。
取引先との会食のため、18時半に会社を出て、約束の日本料理店へ向かう。
「のどか、車、運転できる?」
店へ向かう道中で、修ちゃんが聞いてきた。
「はい。前の会社は、車で通勤してました
から。」
「じゃあ、帰りの運転、頼んでいい?」
「え!? この車ですか!?」
「うん。」
「こんな高級車、乗った事ありません。」
「高くても安くても、ハンドルとアクセルと
ブレーキで動くのは一緒だよ。
大丈夫だよね?」
「………はい。かしこまりました。」
修ちゃんには、お抱え運転手はいない。
移動は、いつも自分で運転して行くらしい。
今まではお酒の席の後は、代行を頼んでたらしいけど、そうだよね、同じ家に帰る秘書が運転できれば、その方がいいよね。