決して結ばれることのない、赤い糸
それから、隼人と再びいっしょに過ごす時間は幸せでいっぱいだった。
クラスは違うけど、廊下で隼人とすれ違うたびにうれしくて。
部活終わりには、手を繋いでデートをした。
隼人のいない暗くて長い2年の時とは違い、あっという間に過ぎていく日々。
もちろん、お母さんにも報告。
わたし以上に、泣いて喜んでくれたかもしれない。
…そして、隼人のお母さんにも会った。
隼人から再びわたしと付き合うことになったと聞かされたとき、わたしに言ってしまったことすべてを隼人に打ち明けたらしい。
記憶を失くす原因となったのはわたしだけど、記憶を思い出すきっかけとなったのも…わたし。
だから、ひどいことを言ってしまったことを謝りたいと。
隼人のお母さんが放った言葉に、胸が締めつけられたのは事実。
クラスは違うけど、廊下で隼人とすれ違うたびにうれしくて。
部活終わりには、手を繋いでデートをした。
隼人のいない暗くて長い2年の時とは違い、あっという間に過ぎていく日々。
もちろん、お母さんにも報告。
わたし以上に、泣いて喜んでくれたかもしれない。
…そして、隼人のお母さんにも会った。
隼人から再びわたしと付き合うことになったと聞かされたとき、わたしに言ってしまったことすべてを隼人に打ち明けたらしい。
記憶を失くす原因となったのはわたしだけど、記憶を思い出すきっかけとなったのも…わたし。
だから、ひどいことを言ってしまったことを謝りたいと。
隼人のお母さんが放った言葉に、胸が締めつけられたのは事実。