ラベンダー。
なんやかんや追いつきつつ、放課後を迎えた。
あの一時間目の後、何度か水木くんを見ながら考え事をしていた為毎度のこと怒られた(怒られたというか…なんで見るの?っていう無限ループ…)
さすがに変な人だと思われてそうだな…一応…
「水木くん、ばいばい」
「…ん。」
いや…怖ぃぃぃぃ;;
私頑張ったよ…;;
何かで癒されたくなってすぐ愛海に抱きついた。
「な、なに!?!?」
「うぅ…隣怖いぃ…頑張って挨拶したら…ん。だよ!?もう怖いよぉ;;」
そう言いながら、私は愛海の抱きつきタイムを終え自分のスカートを整えた。
「まぁ…そーいう所がみんな好きなんだろーね…」
愛海が見る方向をちらっと見ると放課後も囲まれている水木くんを発見。
「いい人が見つかるといいね」私は心から込めた言葉を一言。
「蘭華もね、さぁー帰るよー!」
「はーい」鞄を持ち直し、教室のドアに手をかけていると
「安曇さん!!」
いきなり名前を呼ばれ「…!!」とびっくりしつつ
呼ばれた方向_後ろを向くと竹下さんが。
「少し…お話いい?」
私に話?え?全然喋ったことないけど…。
もしかして委員会か何かかな…?
「分かりました、愛海は先行ってて!」
「りょーかーい、玄関で待ってるねー」手をひらひらさせながら水木くんのファンの横を窮屈そうに通って行った。
私と竹下さんは少し行った先_洗面所へと向かった。
「それで話というのは…?」
「実はね…私と席…変わって欲しいの!!」
「え?」
「水木くん嫌でしょ?私が代わりに行ってあげようと思って!先生にはなんとか言っておくから!ね?」
すごく必死そうに伝える彼女を見て先程の愛海の言葉を思い出した。
『その竹下さん、もしかしたら水木くんの事が好きか…付き合ってる…かもしれない…』
そっか…竹下さんは水木くんのことが好きなのか…やっぱりお似合いだな!
「うん!いいですよ!ちょうど私も嫌に思っていましたし…」
「やったー!ありがとう!それじゃあ明日よろしくね!」そういった彼女は軽い足取りで洗面所を去った。
_私は、人の恋愛を応援する。
それでいいんだよ。
自分より皆。それが大事なんだって。
ずっと気づかないでよかったのに…
なんでかなぁ_
あの一時間目の後、何度か水木くんを見ながら考え事をしていた為毎度のこと怒られた(怒られたというか…なんで見るの?っていう無限ループ…)
さすがに変な人だと思われてそうだな…一応…
「水木くん、ばいばい」
「…ん。」
いや…怖ぃぃぃぃ;;
私頑張ったよ…;;
何かで癒されたくなってすぐ愛海に抱きついた。
「な、なに!?!?」
「うぅ…隣怖いぃ…頑張って挨拶したら…ん。だよ!?もう怖いよぉ;;」
そう言いながら、私は愛海の抱きつきタイムを終え自分のスカートを整えた。
「まぁ…そーいう所がみんな好きなんだろーね…」
愛海が見る方向をちらっと見ると放課後も囲まれている水木くんを発見。
「いい人が見つかるといいね」私は心から込めた言葉を一言。
「蘭華もね、さぁー帰るよー!」
「はーい」鞄を持ち直し、教室のドアに手をかけていると
「安曇さん!!」
いきなり名前を呼ばれ「…!!」とびっくりしつつ
呼ばれた方向_後ろを向くと竹下さんが。
「少し…お話いい?」
私に話?え?全然喋ったことないけど…。
もしかして委員会か何かかな…?
「分かりました、愛海は先行ってて!」
「りょーかーい、玄関で待ってるねー」手をひらひらさせながら水木くんのファンの横を窮屈そうに通って行った。
私と竹下さんは少し行った先_洗面所へと向かった。
「それで話というのは…?」
「実はね…私と席…変わって欲しいの!!」
「え?」
「水木くん嫌でしょ?私が代わりに行ってあげようと思って!先生にはなんとか言っておくから!ね?」
すごく必死そうに伝える彼女を見て先程の愛海の言葉を思い出した。
『その竹下さん、もしかしたら水木くんの事が好きか…付き合ってる…かもしれない…』
そっか…竹下さんは水木くんのことが好きなのか…やっぱりお似合いだな!
「うん!いいですよ!ちょうど私も嫌に思っていましたし…」
「やったー!ありがとう!それじゃあ明日よろしくね!」そういった彼女は軽い足取りで洗面所を去った。
_私は、人の恋愛を応援する。
それでいいんだよ。
自分より皆。それが大事なんだって。
ずっと気づかないでよかったのに…
なんでかなぁ_