ただ好きだから


よし、ここまで来れば大丈夫。


てゆうか全然余裕で脱出できたじゃん!!!



エレベーターの閉じるボタンを押しながら一階を押すけれど…最上階って…どんだけ高級高層マンションなの。



エレベーターの中は煌びやかなキンピカで、目が痛いほど…



さすが大企業の社長って感じ…



とにかくさっきの言葉だって絶対社長の気まぐれだ。だって社長と私が結婚だなんてあり得ない。


きっとからかって楽しんでただけ。
社長だって今から仕事して家に帰って来たらさっきの事なんて忘れているはず。


吐いた事も…忘れるかな…まさか本当にクビになったりしないよね…


うん、平気平気!!よし!二日酔いだし帰って寝よう!!
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