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『そんなこと言ったってアンタが悪くない?』

「波瑠ってさあ、あたしにめっちゃ辛辣だよねえ〜………あー、あっつい」

『暇電も大概にしてよねー、あたし午後には雄太と出掛けるんだけどー』


はぁ、彼氏持ちって薄情だよね、ほんと、友達がわざわざ電話してあげているというのに。

「コンビニ行くまでの少しの間だってばー、あ。…ってかこの間、雄太と喧嘩したって言ってなかった?仲直りしたの?」

『はー?それ先週の話だっつうの、もう今なんてラブラブだよん』



ーー気持ちの悪い波瑠の言葉と共に、にわかにあたしがコンビニに足を踏み入れた。


〜♩


入店音が鳴り、コンビニの中はエアコンが効いており、外と比べるととんでもない天国だった。
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