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「え、めっちゃ涼しい〜」

コンビニの中に入った途端、電話越しの波瑠にそう告げながら、あたしは飲み物コーナーへ足を運ぶ。

『コンビニついた?ちょうどあたし、あとでチョコレートとアイスとお茶買いにいこうと思ってたんだよねえ』

電話越しの波瑠は、あたしにそう告げる口調はとっても白々しい。


「待ってよ、あたし、波瑠の家に届けなきゃいけないってこと?」

『そんなこと言ってないよ?ただあたしこれから雄太と遊びに行くのに、誰かと電話してるお陰でコンビニに行く時間も削られてるだなんて、そんなことないんだから』

「緑茶で宜しいですか?」




波瑠には敵わなそうだ。
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