サヨナラから始まる恋
「同期としてまで気まずくなりたくないなら、ちゃんと説明しろ」
龍樹くん、すっごい偉そう!
無口にみせかけて、いつもはとてもあんなに優しいのに。
というか、
「別れた時点で私たちの関係は気まずいと思うんだけど……」
あ。心で思っていたことを、つい、声に出してしまってた。
「千夏は気まずくなりたいの?」
「えっわざわざ気まずくはなりたくないよ」
「じゃあ別れるってやつを、撤回しなよ。そしたら今まで通り甘やかすから。
撤回しなきゃ……もう二度と甘やかさない」
ええっ。
何ソレ……。
でも
龍樹くんが言ってるのは至極当たり前のこと。
龍樹くん、すっごい偉そう!
無口にみせかけて、いつもはとてもあんなに優しいのに。
というか、
「別れた時点で私たちの関係は気まずいと思うんだけど……」
あ。心で思っていたことを、つい、声に出してしまってた。
「千夏は気まずくなりたいの?」
「えっわざわざ気まずくはなりたくないよ」
「じゃあ別れるってやつを、撤回しなよ。そしたら今まで通り甘やかすから。
撤回しなきゃ……もう二度と甘やかさない」
ええっ。
何ソレ……。
でも
龍樹くんが言ってるのは至極当たり前のこと。