クールな御曹司の本性は、溺甘オオカミでした
「そんなわけないじゃないですか」
千石くんがふわっと微笑んだ。なんだか嬉しそうに頬を緩めてる。
「真純さんの部下でいたい。でも、あなたの邪魔になりたくないなと思ったんです。いくらプライベート持ち込まない真純さんでも、俺の気持ちを知っていては面倒かなと思うこともあります。でも、真純さんの邪魔にはなっていないようで安心しました」
そんなことを言われ罪悪感で胸がムズムズした。邪魔には思ってないけど、意識して避けてたのは本当だもの。ごめん、千石くん。
そうだ、今お礼の品を渡してしまおう。いいタイミングだわ!
その時だ。
「真純?」
私に向かって真横から声をかけてきたのは野々花だ。
そう!今日は野々花と駅前で待ち合わせてたの!これからふたりで飲みに行く約束があるのだ。
「遅いし携帯出ないし迎えに歩いてきちゃったよー。って、こちらは?」
野々花は私と話すイケメン青年に気づいて尋ねてくる。
千石くんが先に頭を下げた。
「真純さんの部下で千石と申します。貴重なお時間のお邪魔をしました。申し訳ありません」
「ごめんね、野々花!仕事の話をしてて、携帯に気づかなかった」
野々花はぽけーっと千石くんを眺めてる。わかるわかる。初見は手放しでカッコいいもん。悪いとこ一個もないもん。
中身は強引な年下御曹司様ですけどね。
「真純さん、失礼します。また来週」
千石くんが会釈し、この場を離れようと踵を返す。
そうね、金曜だから次会うのは月曜ね。私はこのプレゼントを渡せないまま週末ね。
すると、野々花が声をあげた。
「千石さん?私と真純、これから飲みに行くんでくけど、よければご一緒しませんか?」
「野々花っ!!」
突然の野々花の提案に私は怒鳴った。ちょっとまってよ、そこの人妻!確かに野々花はイケメン好きだ。アイドルグループや若手俳優なんかが大好物だ。
絶対、千石くんで目の保養をしようとしている!!
千石くんがふわっと微笑んだ。なんだか嬉しそうに頬を緩めてる。
「真純さんの部下でいたい。でも、あなたの邪魔になりたくないなと思ったんです。いくらプライベート持ち込まない真純さんでも、俺の気持ちを知っていては面倒かなと思うこともあります。でも、真純さんの邪魔にはなっていないようで安心しました」
そんなことを言われ罪悪感で胸がムズムズした。邪魔には思ってないけど、意識して避けてたのは本当だもの。ごめん、千石くん。
そうだ、今お礼の品を渡してしまおう。いいタイミングだわ!
その時だ。
「真純?」
私に向かって真横から声をかけてきたのは野々花だ。
そう!今日は野々花と駅前で待ち合わせてたの!これからふたりで飲みに行く約束があるのだ。
「遅いし携帯出ないし迎えに歩いてきちゃったよー。って、こちらは?」
野々花は私と話すイケメン青年に気づいて尋ねてくる。
千石くんが先に頭を下げた。
「真純さんの部下で千石と申します。貴重なお時間のお邪魔をしました。申し訳ありません」
「ごめんね、野々花!仕事の話をしてて、携帯に気づかなかった」
野々花はぽけーっと千石くんを眺めてる。わかるわかる。初見は手放しでカッコいいもん。悪いとこ一個もないもん。
中身は強引な年下御曹司様ですけどね。
「真純さん、失礼します。また来週」
千石くんが会釈し、この場を離れようと踵を返す。
そうね、金曜だから次会うのは月曜ね。私はこのプレゼントを渡せないまま週末ね。
すると、野々花が声をあげた。
「千石さん?私と真純、これから飲みに行くんでくけど、よければご一緒しませんか?」
「野々花っ!!」
突然の野々花の提案に私は怒鳴った。ちょっとまってよ、そこの人妻!確かに野々花はイケメン好きだ。アイドルグループや若手俳優なんかが大好物だ。
絶対、千石くんで目の保養をしようとしている!!