夏にさらわれた恋
あの時
私は高校1年生の安藤 美羽。今すごく好きな先輩が居る。すごくかっこよくて野球が上手な先輩。でも話した事も無いしきっと私のことも知らない。あ、あれは。
「おはよ。」
「なんだあ。あんたかおはよう。湊」
「なんだよ。あんたかって。しょうがなくお前と学校行ってあげてんだから感謝しろよな。」
「はいはい。」
今話してるこいつは幼馴染の東雲 湊。皆からはモテてるけどコイツのどこがカッコイイのが本当に分からない。こんな繊細さの欠けらも無いやつのどこがいいんだか。
「あれ陸先輩じゃね。行ってこいよ」
「嘘じゃん。凄いかっこいいんだけど。ってなんであんた知ってんの?」
「幼馴染の情報は常に把握してるんで。」
「はぁ?意味わからない。まぁ陸先輩はあんたみたいな馬鹿とは違うからね。」
「あの、安藤さんだよね?」
「おはよ。」
「なんだあ。あんたかおはよう。湊」
「なんだよ。あんたかって。しょうがなくお前と学校行ってあげてんだから感謝しろよな。」
「はいはい。」
今話してるこいつは幼馴染の東雲 湊。皆からはモテてるけどコイツのどこがカッコイイのが本当に分からない。こんな繊細さの欠けらも無いやつのどこがいいんだか。
「あれ陸先輩じゃね。行ってこいよ」
「嘘じゃん。凄いかっこいいんだけど。ってなんであんた知ってんの?」
「幼馴染の情報は常に把握してるんで。」
「はぁ?意味わからない。まぁ陸先輩はあんたみたいな馬鹿とは違うからね。」
「あの、安藤さんだよね?」