深紅の薔薇姫に愛を
○仲良し
「なあ、あいついなくねぇ?」
茶色の髪を揺らし、呟く腹黒王子。
見た目はこんなにも可愛いのに、せいかくは真っ黒。
「大河ー、ほんとに来るの?」
こっちも、茶色。
だけど腹黒さはなく、顔は一緒なのにほわほわしている。
「来るはずなんだけどなー。」
栗色のピアスを付けているやつが困ったように頭をかく。
「っていってどっかにいるんじゃねぇーの。」
興味のないような、抑揚のない声。
「遙真、そんなに機嫌悪くすんなよ。」
栗色の彼が黒髪のやつを宥める、
「ここにいたぞ、」
入口からすこし離れた場所で総長が声を発する。
彼について行くと、陰でフェンスにもたれかかって寝ているいつもと雰囲気が違う
彼女がいた。
「なんか、麗薇今日感じ違うな。」
栗色の彼がポツリ呟く。
茶色の髪を揺らし、呟く腹黒王子。
見た目はこんなにも可愛いのに、せいかくは真っ黒。
「大河ー、ほんとに来るの?」
こっちも、茶色。
だけど腹黒さはなく、顔は一緒なのにほわほわしている。
「来るはずなんだけどなー。」
栗色のピアスを付けているやつが困ったように頭をかく。
「っていってどっかにいるんじゃねぇーの。」
興味のないような、抑揚のない声。
「遙真、そんなに機嫌悪くすんなよ。」
栗色の彼が黒髪のやつを宥める、
「ここにいたぞ、」
入口からすこし離れた場所で総長が声を発する。
彼について行くと、陰でフェンスにもたれかかって寝ているいつもと雰囲気が違う
彼女がいた。
「なんか、麗薇今日感じ違うな。」
栗色の彼がポツリ呟く。