深紅の薔薇姫に愛を
「あの転校生、ちょー可愛かったよねー。」

幹部で、特攻隊長の水崎 千紘。

「あー確かに。まさに、美少女って感じ」

幹部で千紘の双子の弟、千鶴。

「千紘と千鶴、麗薇に惚れたの?」

もう名前呼びのこいつは副総長の渡瀬大河。

「大河こそ、馴れ馴れしいな。」

クールポーカーフェイスのそいつは女嫌いの夜久 遙真。

そして、俺、総長の如月 漣斗。

「あれは、絶対惚れるだろ。綺麗すぎる、」

大河は有名な遊び人で、女好きだ。

「確かにー、あれが赤面する顔とか見てみたいわー。」

見た目は可愛いが、性格は腹黒でドSな千紘。

それを兄として見てる千鶴もすごいと思うけど。

「あんなやつ、嫌い」

遙真は極度の女嫌いだ。

特に、転校生みたいな、超絶美少女は。

屋上につくと、遙真は日向、大河は日陰、千紘と千鶴は日向に行った。

そして、俺も日向に行った。

大河は涼しい方がいいらしい。

「漣、姫にしたりするのー?」

千紘が俺に近ずきながら聞く。

「さあ、わかんねーよ。、」

俺は、それだけ返して眠りに着いた。
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