深紅の薔薇姫に愛を
どうして。どうして。どうして。
あたしはなにもしていない。いつものようにあたな達に笑っていただけじゃない。
どんどん大きく聞こえる爆音はあたしを嘲笑しているのか。
『お前はずっと1人でいればいいんだよ。それで、ずっと俺を好きでいれば。』
あたしを縛らないで………でも、愛して。きついくらい、壊れるくらい愛して。
……あたしは矛盾している。
愛されたいのに、嫌い。
激しく愛した欲しいのに、縛られたくないと思う、なんて。
今は、愛が欲しい。
あたしだけを愛してほしい。
キミが好きだった。キミに1番に愛されたかった。
あたしだけを信じて、あたしだけを愛して。
こんなのイカれた愛だって分かっている。
でもわからない。
愛されたことがないんだから。
どうやって愛してもらえばいい?
どうやって愛すればいい?
あたしが、どうなればいい?
分かっているの、心では。
本能が言うことを聞かない。
真っ白になるあたしの変化に気づいたのか、あたしに必死に声を掛けてくる漣、
ねえ、漣。
あなたは愛してくれるの?
こんなあたしを。
壊れたあたしを。
狂ったあたしを。
1人のあたしを。
お願い、愛して。
あたしは………愛されたかっただけ、
……………あたしだけを愛して貰いたかっただけなんだよ。
……信じて
……そして、愛して。
いつの間にか、あたしは意識を手放していた。
暗い闇の渦にあたしは飲まれていく。
もう、いっそあたしを消してよ。
楽にして……。
この記憶を、消して………
あたしはなにもしていない。いつものようにあたな達に笑っていただけじゃない。
どんどん大きく聞こえる爆音はあたしを嘲笑しているのか。
『お前はずっと1人でいればいいんだよ。それで、ずっと俺を好きでいれば。』
あたしを縛らないで………でも、愛して。きついくらい、壊れるくらい愛して。
……あたしは矛盾している。
愛されたいのに、嫌い。
激しく愛した欲しいのに、縛られたくないと思う、なんて。
今は、愛が欲しい。
あたしだけを愛してほしい。
キミが好きだった。キミに1番に愛されたかった。
あたしだけを信じて、あたしだけを愛して。
こんなのイカれた愛だって分かっている。
でもわからない。
愛されたことがないんだから。
どうやって愛してもらえばいい?
どうやって愛すればいい?
あたしが、どうなればいい?
分かっているの、心では。
本能が言うことを聞かない。
真っ白になるあたしの変化に気づいたのか、あたしに必死に声を掛けてくる漣、
ねえ、漣。
あなたは愛してくれるの?
こんなあたしを。
壊れたあたしを。
狂ったあたしを。
1人のあたしを。
お願い、愛して。
あたしは………愛されたかっただけ、
……………あたしだけを愛して貰いたかっただけなんだよ。
……信じて
……そして、愛して。
いつの間にか、あたしは意識を手放していた。
暗い闇の渦にあたしは飲まれていく。
もう、いっそあたしを消してよ。
楽にして……。
この記憶を、消して………