深紅の薔薇姫に愛を
side麗薇
暖かくて、なにかに包まれている感覚。
寂しくない。大丈夫だ。……あたしは1人で歩いて行ける。
そう、あたしに刷り込んでいく。
奈落の底から、這い上がれる、大丈夫。
あ、鳥の声がする。ピーピーと、目覚めを知らせるように耳に入ってくる。
「……もう、朝か、」
いつの間にか寝てしまっていたあたしは何故か布団のなか。
確か、布団の上にダイブした気がするんだけど……。
そうして、布団をめくる。
「っ?!」
なんでか、漣の腕があたしの腰当たりに回っている。
そして、その傍で無防備に眠る漣。
頬、つねってやろーか。なんで、あたしのこと抱きしめてるの?
やけに暖かったのは、漣があたしを抱きしめてたからなんだ。
7月にもなって、こんなことしてて暑くないのかぁ。
いろんなことを考えながら、あたしは漣の顔をみる。
ほんとに、女子が叫ぶのもわかる気がする、
芸能人とおんなじいや、それ以上にイケメンだ。
あたしはなんとか、漣の腕からすり抜けようと身よじりする。
でも、おきない。わざとやってんの?
あたしは漣の腕を通り、なんとか脱出成功。
そして、カーテンに近づいた。
カーテンを開ければ、眩い程の光にめを奪われる。
寂しくない。大丈夫だ。……あたしは1人で歩いて行ける。
そう、あたしに刷り込んでいく。
奈落の底から、這い上がれる、大丈夫。
あ、鳥の声がする。ピーピーと、目覚めを知らせるように耳に入ってくる。
「……もう、朝か、」
いつの間にか寝てしまっていたあたしは何故か布団のなか。
確か、布団の上にダイブした気がするんだけど……。
そうして、布団をめくる。
「っ?!」
なんでか、漣の腕があたしの腰当たりに回っている。
そして、その傍で無防備に眠る漣。
頬、つねってやろーか。なんで、あたしのこと抱きしめてるの?
やけに暖かったのは、漣があたしを抱きしめてたからなんだ。
7月にもなって、こんなことしてて暑くないのかぁ。
いろんなことを考えながら、あたしは漣の顔をみる。
ほんとに、女子が叫ぶのもわかる気がする、
芸能人とおんなじいや、それ以上にイケメンだ。
あたしはなんとか、漣の腕からすり抜けようと身よじりする。
でも、おきない。わざとやってんの?
あたしは漣の腕を通り、なんとか脱出成功。
そして、カーテンに近づいた。
カーテンを開ければ、眩い程の光にめを奪われる。