お前の事好きだから。

私、中谷真紀は今日から家庭教師がつくことになりました。




先生｢さっそく今日から授業でいいですか？｣

母親｢ええ、もちろんです｣

先生｢じゃあ真紀ちゃん、部屋まで案内してくれる？｣

真紀｢え、あ、、はい｣

混乱しながらも私は授業を受けることにした。

母親｢あ、ちょっと待って！｣

真紀｢なに？｣

先生｢どうされましたか？お母様｣

母親｢真紀には言ってなかったんだけどねぇ、明日から出張で私オーストラリアに行くの、だから先生には一緒に住んでいただく事になってるの。くれぐれも迷惑をかけないようにね？｣







真紀｢いや、は？ほんとに言ってる？｣

先生｢はい、そうですよ？｣



父親は私が３歳の時に亡くなってここまでお母さんが女手１つで育ててきてくれたのに急に知らない男と住むとか聞いてないんだけど。



でも、だからこそお母さんに迷惑かけたら駄目だよね、、、







私は渋々了解した。